7/23(火) 東京で「子ども虐待のない社会をつくるために ~ 子どもの権利と体罰 ~」セミナーに参加

7/23(火) 東京で「子ども虐待のない社会をつくるために ~ 子どもの権利と体罰 ~」というセミナーに参加しました。

そこで、思いがけずアンガーマネジメントのご縁が…


【登壇者】

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

国内事業部部長 川上園子 氏

NPO法人タイガーマスク基金

代表理事 安藤哲也 氏

理事   高祖常子 氏

【主催】

公益財団法人お金をまわそう基金

NPO法人タイガーマスク基金

【協力】

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン


ご講演・パネルディスカッション・資料で子どもの人権について学ばせて頂きました。

特に心に残ったポイントとしては…

●「人権」って何?考えてみよう

●体罰、虐待(教育虐待含む)、子どもの所有物化はなぜ?

→日本では家長制度が強い

 権利所有者は成人男性のみだった

 (女性の選挙権だって認められていなかった)

→「子どもは守られるべきもの」だけど、「小さいから権利も小さい」訳ではなく、ひとりの人間である

●日本ではまだ60%が体罰容認

●上の年代が体罰意識が変わらない

●家庭内のみならず、社会や組織で疑似的な親子関係が見られる

(パワハラにもつながる)

●最近の研究では、体罰は脳を委縮させマイナスしかないと証明された

●体罰を受けて育つと、体罰を容認するようになる

逆に、体罰を受けずに育つと、体罰を否定するようになる

●子どもがSOSを出せる機会を増やす、信頼できる大人を増やす

●法制化によるインパクトは強い

→行政の介入や支援がしやすくなる

→今はまだ罰則なしの理念法だが、「万引きは犯罪(窃盗罪)」のように、「体罰は暴力」となればよい

●子どもの意見を聴こう


資料の一つとして、日本アンガーマネジメント協会 安藤俊介代表理事の新聞記事を頂きました!!

アンガーマネジメントが子どもの人権という面でもお役に立てると感じ、とても嬉しくなりました。



いかりをしずめて こうかいしない

アンガーマネジメントとかけて 港に停泊している船ととく そのこころは「いかり(怒り・錨)をしずめて こうかい(後悔・航海)しない」 福島県いわき市 アンガーマネジメントファシリテーター 伊藤ゆきえ